ナローゲージ On20

30年前に作ったレイアウトはHOn3。

その頃お気に入りだったのは中村精密製のシェイ。 見た目の出来栄えはすごくいいんですが、動力機構に問題があってスムースに動かすようにするのが大変だった。2年間調整に格闘して最後には満足する走りができるようになったのですが、その後もメンテナンスが大変。 1年間くらい走らせていたら最後はボロボロ。今回、30年振りに走らせてみましたがすぐにダメになった。

シェイ

そこで、HOn3は車両も色々あるけど諦めました。 そして、HOn30で練習に小型レイアウトを作ることにして現在製作中。

 

一方、HOn3の小型車両を改造して1/48のOn20にしたら楽しいのではないかと3両ばかり改造してみました。

 

まずは蒸気機関車。 下回りは流山鉄道の蒸気。元々は12mmゲージのキットだったのですが、10.5mmに改軌してHOn3で遊んでいたもの。 上回りはアメリカのグラントライン製ポーター。

グラントラインのポーターはOn3で動きは非常に良かったのですが、全部プラスチック製。 案の定ロッドの穴がすり減ってダメになってしまった。金属製に作り直す手も考えたのですが、ピンが車輪から外せず諦めて上回りだけ使うことにしました。

グラントラインポーター

グラントラインポーター

そして、こちらが今回改造したOn20の蒸気機関車。 サドルタンクは高さを5mm位カットして、キャブはプラ板で新作。 リベットを付けるのは面倒くさかったので、100年位前に製造されたアメリカ製蒸気がその後中古で転売されて、戦後溶接技術が一般的になったころに購入した鉄道会社がキャブを溶接で作ったというストーリーにしてしまいました。

On20蒸気機関車

On20蒸気機関車

次はディーゼル。30年前Flying Zooという日本のメーカーがあって、そこのクリッターという動力ユニットを使ってHon3のディーゼルを作ったのですが、今回はOn20に改造。ネットで拾った写真からフリースタイルのディーゼルにしました。

On20 ディーゼル機関車

最後はバテロコ。 この動力ユニットもFlying Zooのクリッター。 HOn3の時はレールバスに使っていましたが、今回はバテロコ。これもネットで拾った写真から作ったフリースタイル

On20 バテロコ

まずは、HOn30のレイアウトを完成させなければなりませんが、On20のレイアウトも合間にあれこれプランを考えています。